オンライン英会話を始める前に、しっかりと「予習」や「復習」をしておくことは、英語力を向上させる上で非常に重要です。
しかし、予習や復習については、どのように行うのが効果的なのでしょうか?また、オンライン英会話での予習や復習にはどのようなメリットや効果があるのでしょうか?
この記事では、オンライン英会話の予習・復習について、初心者でも分かりやすく解説していきます。予習・復習の基本的な方法やポイント、そして効果的な予習・復習の仕方を紹介します。また、オンライン英会話での予習・復習のメリットや効果についても詳しく解説します。
この記事を読むことで、オンライン英会話での予習・復習の効果的な方法を知り、自分に合った学習方法を見つけることができます。また、予習・復習を行うことで得られるメリットや効果を理解することができ、英語学習に対するモチベーションもアップすることでしょう。
オンライン英会話を始める前に、ぜひこの記事を読んで、効率的な予習・復習の方法を身につけて、英語力を向上させましょう。
オンライン英会話の「予習」について
予習の必要性、メリットや効果
まずはオンライン英会話を受講する前に、あらかじめレッスン内容やテキストの予習をした上で取り組めているでしょうか。
初見で自分だけでは頭に入ってこないからといって予習もせずにオンライン英会話に取り組むのはあまりよくないです。
英会話は自分と相手が話している内容を瞬時に理解しなければ、適切なやり取りを重ねることができません。普段から英語を使う訳ではない日本人であればなおさらであり、この点を予習することで事前に補う必要があります。
予習をしていれば、オンライン英会話は補足や復習の場としての意味を持つようになり、適切な言い回しもできますし、応用を利かせることもできるようになるので上達が飛躍的に早まるのです。是非、予習をやっていないという方は、これからは取り組んでいきましょう。
予習の方法・教材の使い方
肝心の予習の際には、ただ闇雲に教材を見るだけではやらないよりマシですが、効率的とまでは言えません。予習での教材の使い方には適切な方法があるのです。
まずは前回指摘されたことを思い出します。一見予習とは関係ないですが、オンライン英会話の内容は、以前までの内容がしっかり理解できていないと新しい英会話を聞いてもわからなくなる場合があります。また、講師がわざわざアドバイスするということは、そこが上達の鍵である場合が多いです。教材を見て次の講義までにはできるようにしておきましょう。
そして、次回の講義内容についてわからないことを調べ、どんな内容を話しているのか把握します。調べてもわからなかったことや別の言い回しがないか等、講師に質問したいことをまとめておきましょう。こうすることで、オンライン英会話の講義が有意義なものになっていきます。
予習時間はどのくらいが良い?
予習時間は最低でも30分は確保しましょう。できればオンライン英会話の始まる直前に取り組むことでオンライン英会話が事前予習の復習として機能しやすいです。
30分のまとまった時間をとることが難しいという方の場合は、5分を6回や10分を3回に分ける等して予習に取り組むのもありです。時間を空けて予習に取り組むことで脳は必然的に何度も内容を思い出す必要が出てきます。記憶は何度も思い出すことで長期記憶に変換され、忘れにくくなるので時間を分けたほうが効率が良かったりします。
もっと時間が取れるという方に関しては、可能な限りやっても良いでしょう。わからないことを調べたり、スピーキングに時間を増やすことができればより頭に入りやすくなります。
私の予習時間と予習タイミング
私は、毎日55分を集中して英語学習に使っていました。
オンライン英会話のレッスン直前 | 30分 |
オンライン英会話のレッスン中 | 25分 |
レッスン直前に予習するメリットは、
- 教材の内容を理解できていない、発音できないと焦り、予習に集中できる
- パソコンの前でレッスンを待つ時間を、有効利用できる
- 1日1時間の学習時間なので続けられる
予習したことをレッスンで積極的に話してみる
オンライン英会話のレッスンが始まったら予習したことを積極的に講師に話してみましょう。わからないことを聞くでも良いですし、教材を見ずに講師と英会話をするでも良いです。
あなたが予習してきたことが分かれば、講師はあなたの質問にも答えやすいでしょうし、より応用の利いたレッスン内容に変えてくれるかもしれません。さらなる疑問が出た際には自分がわかるまで何度も質問をしましょう。予習ではできなかった臨機応変な英会話の醍醐味を感じることができるわけです。
そしてここでも講師から受けた指摘や教材に載っていないような内容はメモしておきましょう。実際の英会話を上達させるために役立つ可能性が非常に高く、復習の際にもこれらを意識することで効率的な勉強ができるでしょう。
教材を見なくても良いレベルまでスピーキングの予習をする
英会話の最終目標は、日本語を話している時のように何も見ずに適切な場面で適切な言葉のやり取りができるようになることです。これを実現するためには、予習の段階から教材を見なくても良いレベルまでスピーキングを繰り返すのが良いです。もちろん、わからない単語等を調べた上でおこないます。
人間の記憶力はとても弱く1度の学習で学んだことの大半を翌日には忘れてしまい1週間や1ヶ月といった時間が過ぎた頃にはほぼ忘れきっています。これを防ぐためには何度も同じ英会話を繰り返し思い出し、適切なシチュエーションとセットで紐づけて覚えることが必要不可欠なのです。
ここまでしておけば、オンライン英会話や復習の段階ではもうスラスラ話すことができる訳ですから、後は応用を利かせて別の単語やシチュエーションに当てはめて喋るだけで良いのです。
オンライン英会話の「復習」について
復習の必要性・メリットや効果
オンライン英会話後、皆さんは復習をしていますか?復習はオンライン英会話で学んだことを能動的に反復できる機会になるので積極的におこないましょう。
復習の必要性としては、講師から受けた新しい指摘やアドバイスを振り返らないと忘れてしまうことが挙げられます。せっかく講師が実践の英会話を上達させるために教えてくれたヒントを忘れてしまっては、何のためにオンライン英会話を受けているのかわからなくなります。しっかりと反復しましょう。
そして、復習をすることにはメリットもあります。それはより記憶を定着させることができ、英会話を自分のものにできることです。予習の時間が長ければ復習をせずとも記憶出来ているかもしれませんが、英会話は日常的に使わなければだんだんと忘れてしまいます。よって講義内容を日常会話に当てはめて頭の中で繰り返すことで英会話を上達させることができるようになるのです。
レッスン中のチャットボックスや講師からの指摘を復習
レッスン中のチャットボックスや講師からの指摘はしっかりと復習しましょう。講師の指摘やチャットボックスのメッセージは英会話を上達させるための最短の近道と言っても過言ではありません。
講師からの指摘を踏まえて復習することができれば、日常会話のように応用を利かせた反復ができるようになります。これは予習の段階ではできないことですから、それを踏まえた違うシチュエーションでの想定で講義内容を復習すれば、その英会話についてはマスターしたと言えるようになるでしょう。
また講師からの指摘は、次回以降の講義に関連しているものも多いです。これを復習することで予習の際に自分である程度次の内容を理解する力が身につくという好循環が生まれ、より英会話そのもののマスターに近づくことができるようになります。
レッスン後の講師のコメントを確認する
レッスン後の講師のコメントも確認しておきましょう。講義で受けた指摘をまとめたものであれば、聞き逃しがあってもそれをすぐメモすることができます。
このコメントには、講義中の指摘以外でも、どのくらいあなたが上達してきたのか、次は何を目標にすべきか、あなたの英会話の弱点は何かといった重要なメッセージが含まれていることが多いです。
自分の上達具合は英会話を学ぶモチベーションになりますし、目指すべき目標は予習や復習の際に反映させることができます。自分の英会話の弱点がわかれば、発音や言い回しを工夫することができるようになります。
このように講師からのレッスン後のコメントは英会話を上達させるためには有意義であるものが多いです。全て目を通し、たまに思い出せるようにコピー&ペーストをしておきましょう。
レッスン中に録音や録画して復習する
レッスン中の講義を録音や録画しておくのも復習の際に役に立ちます。日本語で喋っていても相手の話を聞き逃すことがあるように、慣れない英会話ではどんなに気をつけていても講義の内容を一部聞き逃していることが多いです。特にメモを取っている間に講師が話している内容は話半分で聞いてしまうことになりやすく、聞き逃すことが多いシチュエーションです。
この聞き逃しのリスクを押さえるために録音や録画は非常に役に立ちます。復習の際には講師の指摘を正しいニュアンスで反映させることができますし、応用で教えてくれたことも正しく反復することができるようになります。
ただし、オンライン英会話は有料であり録画や録音をされてしまうことを嫌がる講師もいるので、事前に録音や録画をしても良いか確認しておきましょう。
もう一度同じ教材でレッスン、違う講師でも
もう一度同じ教材でレッスンを受けるというのも復習方法の一つとしてはありです。以前に習った内容なので、覚えていることも多いです。そのため反復にもなりますし、その時にはできなかった応用的な使い方を学ぶのにも適しています。
可能であれば違う講師の人に同じ教材でオンライン英会話のレッスンを受けるのもありです。最初の講師では気付けなかった自分の弱点や改善点を指摘してくれる可能性が高いですし、相手が違うというのは、実際の英会話の練習にも最適な復習になります。
違う講師に教えてもらった場合も必ずその指摘をメモしたり、レッスン中のコメントやレッスン後のまとめコメントも確認するようにしましょう。ここまでやれば、かなり質の高い復習になるでしょう。
講義で学んだ内容を日常に当てはめて常に引き出す
人間の記憶は何度も反復しなければすぐに忘れてしまうことは周知の事実ですが、何度も学んだことに関しても使わなくなれば自然と忘れていってしまいます。日常的に英語を使わない日本人であれば、オンライン英会話の内容も忘れてしまいがちです。
これではお金も時間ももったいないので、日常会話のように今まで学んだ英語が使えるシチュエーションでは、実際に声に出して使ってみたり、頭の中で英会話に変換して使うようにします。普段からこうしていれば講義内容を忘れることはなくなり、後は語彙力や英会話のパターンを増やしていくだけで、日本語で考えなくても英語で考えられるようになっていきます。
日本語から英語に変換する作業が必要になくなった分だけ英会話をマスターしたことになるので、この方法はかなりおすすめです。
おすすめオンライン英会話と教材
英会話を学ぶ上でおすすめのオンライン英会話教室としてはネイティブキャンプが挙げられます。この英会話教室はレッスンが受け放題であり、講師も多国籍なので予習や復習効果を最大限に活かすことができます。7日間は無料体験ができるので、目一杯使ってみて合えば入会できますし、合わなければ退会も出来るので迷っている方は一度無料体験を申し込まれてみてはいかがでしょうか。
教材に関しては自分の英会話レベルにもよりますが、初心者であれば中学生レベルの英語から始められる「瞬間英作文」がおすすめです。すべての英語の原点なのでこの内容が出来ないと新しい英語を学ぼうとしても理解が追いつかないです。初心者はここから始めて徐々にレベルを上げていきましょう。
【オンライン英会話の予習・復習】まとめ
ここまでオンライン英会話の予習・復習方法について皆さんと見てきました。予習・復習自体がオンライン英会話を有意義なものにしてくれることがわかりました。
そして、事前にわからないことを調べたり、レッスン中に予習したことを講師に伝えたり、指摘内容を踏まえて何度も反復することでオンライン英会話の学習効果を飛躍的にアップさせることもわかりました。
あとは、皆さんのやる気と目標次第です。簡単な日常会話レベルで良いのか、海外で暮らせるレベルのより実践的なレベルが良いのか、海外拠点の企業で働くビジネスレベルまで上げるのかで変わってきます。
いずれにしてもオンライン英会話の受講を無駄にしないように、ここまで学んだ効率的な予習・復習方法を実践して英会話を是非身に着けていってくださいね。
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