TOEIC Part1対策完全ガイド 初心者でも正答率を上げるコツ

TOEICのリスニングセクションで最初に出題されるPart1(写真描写問題)。

問題数は6問しかありませんが、ここで流れに乗れるかどうかで、その後のリスニング全体の出来が大きく変わります。

しかし初心者の方の多くは、

  • 写真を見ても何に注目すればいいか分からない
  • 選択肢の英語が聞き取れない
  • いつも1〜2問落としてしまう

という悩みを抱えています。

実はTOEIC Part1には頻出パターンがあり、それを知っているだけで正答率は大きく上がります。

私自身もTOEIC学習を始めた頃は苦手でしたが、頻出表現と写真描写のパターンを覚えることで安定して正解できるようになりました。

この記事では、TOEIC Part1でよく出る問題パターンや頻出表現、効率的な勉強法まで初心者向けに分かりやすく解説します。

著者の情報
『英会話完全ガイド2024年版』でオンライン英会話の比較・評価を担当し、公式ランキング記事を寄稿しました。紙面に載せきれなかったデータや独自分析を、本サイトで公開しています。
プロフィール

TOEIC Part1とは?

TOEIC Part1 写真描写問題

リスニングセクション最初の6問

TOEIC Part1は、写真を見ながら音声で流れる4つの選択肢の中から最も適切なものを選ぶ問題です。

リスニングセクション全100問のうち出題数は6問ですが、比較的得点しやすいパートとして知られています。

特にTOEIC初心者は、Part1でしっかり得点を確保することでスコアアップにつながります。

写真描写問題の特徴

問題用紙には写真のみが掲載されており、選択肢は音声で流れます。

そのため、写真を正しく観察する力と、頻出表現を聞き取るリスニング力の両方が必要です。

また、目立つものが正解とは限らず、背景や位置関係を問う問題も多く出題されます。

 

TOEIC Part1で頻出の5パターン

TOEIC Part1攻略法

TOEIC Part1には毎回のように出題される定番パターンがあります。

まずは以下の5つを重点的に覚えましょう。

  • 状態と進行
  • 抽象的な語句
  • 位置関係
  • 積み重ね表現
  • ずらし問題

これらを理解するだけで、正答率は大きく改善します。

 

① 状態と進行の区別

TOEIC Part1で最も重要なのが「状態」と「進行中の動作」を聞き分けることです。

TOEIC Part1 状態と進行の例題
スタディサプリ TOEIC例題よりSome items have been placed on a table.

この問題では、「物が置かれている状態」が表現されています。

TOEICでは現在進行形よりも、すでに動作が完了した状態を表す問題が多く出題されます。

been と being を聞き分ける

have been + 過去分詞
→ ~された状態になっているbe being + 過去分詞
→ ~されている最中

初心者が苦戦しやすいポイントですが、TOEICでは頻出です。

特に「been」と「being」の発音の違いは、ディクテーション学習で鍛えるのがおすすめです。

しん
頻出単語ほど発音まで正確に覚えることが大切です。単語帳を見るだけでは聞き取れるようになりません。

 

② 抽象的な語句を覚える

TOEIC Part1では、写真に写っているものをそのまま表現するのではなく、まとめた言葉で表現するケースが多くあります。

例えば、ギターやピアノが写っていても「instrument(楽器)」という表現が使われます。

このような抽象語は頻出なので必ず覚えておきましょう。

写真に写っているものTOEICで使われる表現
ギター・ピアノinstrument
スマホ・パソコンdevice
車・バイクvehicle
果物・野菜produce
設備・機器equipment
家電製品appliance
小型電子機器gadget

TOEIC単語帳やアプリでも頻出語として掲載されているので、毎日少しずつ覚えていきましょう。

しん
Part1は単語力がそのまま得点につながります。特に抽象語は優先的に覚えましょう。

 

③ 位置関係の問題

TOEIC Part1では、「何が写っているか」だけでなく、どこに置かれているのかを問う問題も頻繁に出題されます。

特に机や椅子、建物、車両などが規則的に配置されている写真では、位置関係を表す表現が正解になることが多いです。

TOEIC Part1 位置関係の問題
スタディサプリ TOEIC例題よりEach table is surrounded by some chairs.

この問題では、テーブルと椅子の位置関係が問われています。

頻出の位置関係表現

be surrounded by :〜に囲まれている
be located :〜に位置している
be situated :〜に位置している
face :〜に面している
face to face :向かい合っている
arrange :並べる、配置する

写真を見た瞬間に、

  • 一直線に並んでいる
  • 何かに囲まれている
  • 向かい合っている
  • 整列している

といった特徴が見えたら、位置関係を表す選択肢を意識しましょう。

しん
位置関係の問題は単語さえ知っていれば得点しやすいです。頻出表現は丸ごと覚えてしまいましょう。

 

④ 「積み重ねる」表現

TOEIC Part1では、不思議なくらい物が積み重なっている写真がよく出題されます。

椅子や箱、商品などが積み上げられている写真を見たら要注意です。

TOEIC Part1 積み重ね表現
スタディサプリ TOEIC例題よりChairs have been stacked by the wall.

この問題では椅子が壁際に積み重ねられている状態が表現されています。

頻出の積み重ね表現

be stacked :きれいに積み重ねられている
be piled up :積み上げられている

stackは整理整頓された状態で積み重なっているイメージです。

一方でpile upは無造作に積まれていても使えます。

また、物は自分で積み重なるのではなく「積み重ねられる」ため、受動態で出題されることがほとんどです。

have been stacked
are stacked
are being stacked

このように「状態と進行」の知識と組み合わせて出題されるケースも多くあります。

しん
「積み重ね表現」と「位置関係表現」はセットで出題されることも多く、Part1の重要ポイントです。

 

⑤ 目立つものが正解にならない「ずらし問題」

TOEIC Part1で意外と厄介なのがずらし問題です。

多くの受験者は写真の中で一番目立つ人物や物に注目しますが、TOEICはあえて別の部分を問うことがあります。

TOEIC Part1 ずらし問題
スタディサプリ TOEIC例題よりBicycles are casting shadows on a road.

この問題で問われているのは自転車ではなく、です。

人物や建物に目を奪われると正解できません。

影に関する頻出表現

cast a shadow on ~
→ ~に影を落とす

Part1では「影」「反射」「背景」「看板」などの目立たない部分が問われるケースがあります。

写真を見たら主役だけでなく、背景や周辺情報にも目を向ける習慣を付けましょう。

しん
写真全体を見る癖を付けるだけで、ずらし問題の正答率はかなり改善します。

 

TOEIC Part1を効率よく対策するならプロの解説を活用しよう

ここまで紹介した頻出パターンを理解するだけでも正答率は上がります。

しかし実際の試験では、発音の聞き分けや写真描写特有の表現まで身につける必要があります。

私自身は独学だけでは限界を感じ、スタディサプリTOEICの動画講義とディクテーション機能を活用して学習しました。

関正生先生の解説は「なぜその選択肢が正解なのか」が非常に分かりやすく、初心者でも理解しやすいのが特徴です。

まずは無料体験で、TOEIC Part1の講義を実際に確認してみることをおすすめします。

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スタディサプリTOEIC

TOEIC Part1でよく出る頻出単語一覧

TOEIC Part1は文法問題ではなく、写真描写問題です。

そのため、出題される単語にはある程度のパターンがあります。

まずは以下の頻出単語を優先的に覚えましょう。

単語意味出題例
stack積み重ねる椅子や箱
pile up積み上げる荷物や商品
surround囲むテーブルと椅子
arrange配置する机や商品
locate位置する建物や設備
cast投げかける影を落とす
device電子機器スマホ・PC
instrument楽器ギター・ピアノ
vehicle乗り物車・バイク
equipment設備・機器工場やオフィス

Part1は出題範囲が比較的限定されているため、頻出単語を覚えるだけでも正答率が大きく改善します。

しん
Part1は「単語を知っているかどうか」で決まる問題も多いです。毎日10個ずつでも覚えていきましょう。

 

TOEIC Part1におすすめの勉強法

TOEIC Part1で安定して正解できるようになるには、単に問題を解くだけでは不十分です。

聞き取れなかった理由を分析し、正しい音を理解する学習が必要になります。

ここでは私自身も効果を実感した勉強法を紹介します。

 

ディクテーション

ディクテーションとは、聞こえた英語をそのまま書き取る学習法です。

リスニング力向上に非常に効果的で、多くの英語学習者が取り入れています。

ディクテーションのやり方

① 英語音声を聞く

② 聞こえたままを書き取る

③ スクリプトを確認する

④ 聞き取れなかった部分を分析する

⑤ 再度聞いて確認する

ディクテーションの最大のメリットは、自分が聞き取れていないポイントを正確に把握できることです。

特にPart1で頻出の「been」と「being」の聞き分け練習には非常に効果があります。

最初は時間がかかりますが、継続すると驚くほど聞こえるようになります。

しん
私も最初は全く聞き取れませんでしたが、1週間ほど続けると聞こえる単語が増えてきました。

 

音読

音読はTOEIC初心者が最優先で取り組みたい学習法の一つです。

文章を声に出して読むことで、英語の語順やリズムを自然に身につけられます。

Part1の場合は、正解文を音読するだけでも十分効果があります。

Some items have been placed on a table.
Chairs have been stacked by the wall.
A vehicle is parked near a building.

このような頻出文を何度も声に出して読むことで、試験本番でも聞き取りやすくなります。

目安としては1文を10回程度繰り返して読んでみましょう。

 

シャドーイング

シャドーイングは、流れてくる英語の音声を少し遅れて追いかける学習法です。

リスニング力と発音力を同時に鍛えられるため、中級者以上にも人気があります。

ただし初心者の場合は、いきなりシャドーイングを行うと難しく感じることがあります。

まずはディクテーションや音読で英文を理解してから取り組むのがおすすめです。

おすすめの順番

① 問題を解く

② スクリプト確認

③ ディクテーション

④ 音読

⑤ シャドーイング

この順番で学習すると効率よくリスニング力を伸ばせます。

 

スタディサプリTOEICを活用する

スタディサプリTOEICで学習する様子

独学でTOEIC Part1を勉強することもできますが、効率を考えるなら専用教材を活用する方がおすすめです。

私が現在も利用しているのがスタディサプリTOEICです。

Part1対策だけでなく、Part2〜Part7まで体系的に学習できます。

特に優れていると感じるのは以下の機能です。

  • 関正生先生の分かりやすい動画講義
  • ディクテーション機能
  • シャドーイング機能
  • 再生速度変更機能
  • スマホだけで学習できる

私自身は通勤時間や昼休みなどのスキマ時間を活用して学習していました。

TOEIC初心者ほど、正しい勉強法を学べる教材を活用した方が遠回りを防げます。

まずは無料体験で、自分に合うか確認してみると良いでしょう。

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スタディサプリTOEIC

TOEIC Part1対策におすすめの参考書

TOEIC Part1は出題パターンが比較的決まっているため、良質な教材を繰り返し学習することがスコアアップへの近道です。

特に初心者の方は、難しい教材に手を出すよりも、基礎から学べる参考書を1冊やり込むことをおすすめします。

 

TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート1・2

Part1対策の定番教材としておすすめなのが『TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート1・2』です。

TOEIC界で人気の神崎正哉先生が執筆しており、初心者でも理解しやすい構成になっています。

この参考書の魅力は、Part1で頻出する表現や写真描写問題の考え方がコンパクトにまとまっている点です。

以下のような方に特に向いています。

  • TOEICを初めて受験する方
  • リスニングが苦手な方
  • Part1で安定して正解できない方
  • 短期間でスコアアップを目指したい方

まずは1冊やり切ることを目標に学習してみましょう。

 

TOEIC Part1でスコアを伸ばす学習スケジュール

初心者の方は、毎日少しずつ継続することが重要です。

以下は私がおすすめする1日30分〜60分程度の学習例です。

学習内容時間目安
TOEIC単語学習10分
Part1問題演習10分
ディクテーション10分
音読・シャドーイング10〜30分

特に重要なのは、問題を解いて終わりにしないことです。

なぜ聞き取れなかったのか、なぜ間違えたのかを分析することでリスニング力は大きく向上します。

 

TOEIC Part1でよくある質問

Part1は満点を狙うべきですか?

はい。Part1はTOEICの中でも比較的得点しやすいパートです。

600点以上を目指す場合は6問中5〜6問正解を目標にしましょう。

 

Part1だけ対策してもスコアは上がりますか?

Part1だけでは大幅なスコアアップは難しいですが、リスニングの基礎力向上には非常に効果的です。

Part2やPart3の対策にもつながるため、初心者はまずPart1から取り組むことをおすすめします。

 

独学でも対策できますか?

もちろん可能です。

ただし、発音や聞き取りの弱点を把握するのは独学だと難しい場合があります。

効率よく学習したい場合は、動画講義やディクテーション機能が充実している教材を活用すると学習効率が高まります。

 

TOEIC Part1対策まとめ

TOEIC Part1は出題数こそ少ないものの、スコアアップの土台となる重要なパートです。

最後に今回紹介したポイントをまとめます。

✓ 状態と進行の違いを理解する
✓ been と being の聞き分けを練習する
✓ 抽象的な頻出単語を覚える
✓ 位置関係の表現を覚える
✓ 積み重ね表現を覚える
✓ ずらし問題に注意する
✓ ディクテーションを習慣化する
✓ 音読とシャドーイングを継続する

特に初心者の方は、頻出パターンを理解するだけでも正答率が大きく改善します。

まずは毎日少しずつでも学習を継続し、Part1で安定して得点できる力を身につけましょう。

 

まずは無料体験でTOEIC対策を始めてみませんか?

TOEIC Part1は正しい学習法で取り組めば短期間でも成果を実感しやすいパートです。

私自身もスタディサプリTOEICのディクテーション機能や動画講義を活用することで、苦手だったリスニングの聞き取りが改善しました。

これからTOEIC対策を始める方は、まず無料体験で学習内容を確認してみることをおすすめします。

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